田口塾の西口です。
次世代音声SNSと話題の完全招待制のiOS対応アプリ「Clubhouse(クラブハウス)」についてご紹介していきたいと思います!
- Clubhouseって一体なに?
- Clubhouseではそもそも何ができるの?
- 他のSNSと何が違うの?
こんな疑問をお持ちの方向けの記事になっていると思います。
Clubhouseって何?
Clubhouseとは、Google出身のエンジニアが2020年4月に立ち上げ、2021年1月に本格的に日本に上陸した音声SNSアプリです。
TwitterやLINEなどのテキストチャットによるSNSが浸透し、またインスタグラムやYoutubeなど画像・動画のコンテンツが人気と言われている今、一周回って音声の強みを生かした構造と著名人の参加の話題性により、ユーザーがうなぎ登りで増えています。
Clubhouseでできること
Clubhouseでは、Roomと呼ばれるグループ内で自由におしゃべりをしたり、他の人のおしゃべりを聴いたりすることができます。
グループ通話が公開されているようなイメージです。
具体的には、
- Roomに入って会話を聴く
- Roomに入って話す
- Roomを作って話す
の3パターンで楽しむことができます。
それぞれ順番に、手順とともにご紹介していきます。
Roomで聴く「Audience(オーディエンス)」
ホーム画面に表示されるRoomをタップすると、まずは「Audience」としてRoomに参加ができます。
その他にも、フォロワーからのRoom招待を受けて参加する方法もあります。
この段階ではRoom内のやりとりを聴くことのみが可能です。
Roomで話す「Speaker(スピーカー)」
Audienceの状態で、右下の手のマーク「Hands Up」のボタンを押すことで、発言権を「Moderator」(後述)にリクエストができます。
ちなみに、手のマークを長押しすると色を変えられます!
Moderatorがリクエスト許可を出すと、Room内で「Speaker」として話すことができるようになります。
また、ミュートボタンを連打することで「拍手」の意味になります。スピーカーでの参加者が多く、音の拍手が会話を妨げてしまう時に是非使ってみてください。
Roomを作る「Moderator(モデレーター)」
新しくRoomを作成すると、その作成者が「Moderator」となります。名前の左の緑の*マークがModeratorの印です。
ホーム画面下部の緑の「+start a room」をタップするとRoomの作成ができます。
- Open(一般公開され、誰でもRoomに入れる)
- Social(フォロワーのみ入れる)
- Closed(指定したユーザーだけが入れる)
の3種類から公開範囲の設定が可能です。開始後の編集も可能です。
その際、右上の「Add a topic」でRoomの名前を付けられます。一度決めた名前は変更できないので注意が必要です。
Room内でできることは、
- SpeakerをAudienceに戻す
- AudienceをSpeakerに上げる
- Audienceの挙手の通知を受け取り、Speakerに上げるか判断する
- Speakerをミュートにする(ミュート解除はできない)
- Roomに入っていない人をRoomに招待する(ping)
- Roomに入った人にModeratorの権限を渡す
- Roomを終了させる
などがあります。
Room内で誰でもできること
Moderator、Speaker、Audienceの誰でも、Room内にいるときにできることとしては
- アイコンをタップして参加者のプロフィールを見る
- 参加者をフォローする
- 自分のプロフィール画像を変える
- Troll(荒らす人)を通報する
などがあります。
Clubhouseの始め方
※既にClubhouseへの登録が完了している人は飛ばしてください
Clubhouseを始めるための条件
誰でも始められるわけではないのです。使用するためには条件があります。
- iOS環境を持つこと(Androidは残念ながら未実装です)
- 運営またはユーザーから招待を受けること
ただし、招待されていない場合でも、iOSであればアカウントの登録まではできます。
ここからは、招待をまだ受けていない場合と、招待を受けてから始める場合の2パターンでお伝えします。
招待を受けていない場合
まずはiPhoneにアプリをインストールしておいて、招待を待ちましょう。
現在全てが英語表記ですが頑張りましょう!
- アプリインストール
まずはアプリをインストールします。下記のリンクから可能です。
- ユーザーネームを設定
「@〇〇〇〇」を設定してください。
他のユーザーと同じものは設定できません。
- アカウント名を設定
名前、苗字の順に実名の名前を登録してください。名前の修正は、登録後は一度しかできないので注意しましょう。
- 電話番号の登録
電話番号を登録し、SMS認証を実施してください。
- 招待を待つ
後述しますが、Clubhouseの招待は電話番号によってしか行えません。既にClubhouseを使っている人に電話番号を教えて、招待してもらいましょう。
- 招待を受けたらメールアドレスで認証
招待を受けたら、メールアドレスを使って本人確認を行います。
- プロフィール画像と説明文の入力
自分のプロフィール画像と説明文(Add a bio)を入力してください。
TwitterとInstagramを載せることもできます。後からでも編集できます。
これでセットアップ完了です。
招待を受けてからアプリをインストールする場合
アプリをインストールすると「招待を受けていますか?」という質問が出てきます。
「はい」を押して、招待してもらった電話番号を入力すれば、アカウント登録とアプリ使用ができるようになります。
セットアップが完了したら
招待してくれた人の共通の友人をたどったり、左上の虫眼鏡から気になるユーザを検索したりしてフォローしてみましょう。
ホーム画面には、フォローした人や設定で選択した興味分野に関連するRoomが出てきます。
また、これは余談ですが、Roomに入った時にアイコンの左下についているクラッカー🎉は、Clubhouseをはじめて7日以内であることを示す「わかばマーク」です。
最初のうちは不慣れだったり、操作に戸惑ったりするかもしれませんが、初心者であることが周りに認識されているので少し安心ですね。
Clubhouseの招待のしかた
まだClubhouseを使用していない人を招待する方法をご紹介します。
人を招待できる条件
一人が招待できる人数は限られていて、ホーム画面上部のメールマークで確認できます。
例えば「YOU HAVE 2 INVITES」と書いてあれば、2人招待が可能です。
基本の招待枠は2人なのですが、招待した相手がClubhouseに積極参加しているなどの条件(詳細は公表されていませんが)を満たすと枠が増えるようです。
また、iPhoneの設定から、Clubhouseと「連絡先」の連携をオンにしておきましょう。
招待の手順
- 招待したい人の電話番号を、iPhoneの連絡先に登録する
- Clubhouseアプリのホーム画面上部にあるメールマークを押すと、連絡先に登録されている人の一覧が出てくるため、そこから招待したい人を選択する
※この時点で招待枠が消費されるため、間違って押さないように注意!
あとは招待された人の参加を待つのみです。
Clubhouseの良い点
ここからは、他のSNSと比較したClubhouseのメリットをご紹介します!
音声のみのため、気軽に配信できる
メイクもヘアセットもせず寝転びながら、料理をしながら、移動しながらと「ながら」でも話せるのでかなり気楽です。
久々の再会ができる
知り合いの知り合いを辿れば懐かしい人を見つけられます。
わざわざ電話はしない仲でも、久しぶりにClubhouseで同窓会をすると楽しいものです。
憧れの人に会えるかも
今や著名人の方も多く参加しているようで、Roomにふと現れたりします。
勇気を出して手を上げれば憧れの人と会話ができるかもしれません。
治安が良い
招待制+実名登録制のため危ないアカウントが参入しづらく、会話中にチャットで荒らされることもないため、アプリ内は民度が高い印象です。
ただここ数日でユーザー数がさらに急増しているため、この先は注意が必要かもしれません。
Clubhouseの悪い点
次はClubhouseのデメリットについて、一般的に言われているものや、実際に使用していて感じたことをご紹介します。
やめ時がわからない
Audienceとして聞き流している分には大丈夫ですが、ModeratorやSpeakerで会話をしていると話の終わりも作りづらく、会話中に急に抜けるのが難しいです。
昔でいう飲み会をだらだら3次会までやってしまうことや、ZOOM飲み会の終わり時がないのと同じような感覚です。
ながらでもできることから、すでにClubhouse沼にハマってしまっている人も少なくありません。
通知が多い
フォローする人が増えれば増えるほど、オススメやフォロワーからのRoomの招待で多くの通知が来ます。
右上のアイコン→右上の歯車マークの順に進むと設定が変更できますので、通知(Notification)のFrequency(頻度)をVeryInfrequent(かなり頻度が低い)にしておくことをおすすめします。
Clubhouseでできないこと
他のSNSと比較して、Clubhouseでできないことや、まだ備わっていない機能、禁止事項などをご紹介します。
DMなどのテキストチャット
音声のみの会話となるため、ユーザー同士でのDMはClubhouse内ではできません。
プロフィールにTwitterやInstagramを載せることができるので、テキストでのやりとりをしたい場合はそちらのDMで行うことになります。
Roomの検索
画面右上の虫眼鏡マークから検索できるのはPeople(ユーザー)かClub(運営が承認するグループ)のみです。Roomを検索することはできません。
録音
利用規約にRecordの禁止が書かれています。
画面録画を始めると警告のアラートが出てアカウント削除の対象になりますのでご注意ください。
またもしアカウント削除となれば、招待してくれた人もアカウント削除の対象になるそうなので、ここも注意が必要です。
1日に大量フォロー
1日のフォローできる数に制限があります。
正確ではないですが1日あたり200〜300人でフォロー機能が制限されるようです。
Clubhouseでどんな話がされているのか
Clubhouseでは記録されないその場限りのおしゃべりをみんなで楽しむことができる、というところまではお分りいただけたかと思います。
それでは実際にどんなRoomが人気になっているのか、ルール違反にならない程度にご紹介します。
- 某有名アーティストによるライブのリハーサル配信や合唱
- モノマネ芸人どうしやご本人のコラボトーク
- 同じ大学の卒業者を集めた同窓会
- 専門家、同業者が集まって議論
- 外国語レッスン(会話や発音指導など)
知っている人どうしでも面白いですし、そこに知り合いの知り合いが入ってきて新たな出会いがあったり、リアルでは知り合うことのないような人と気軽に話ができるのは良いですよね。
また、芸能人やお笑い芸人のトークをAudienceとして聴くだけでも相当面白いです。芸能人の素が垣間見えたり、番組の裏話を聞けたりします。
おわりに
以上がClubhouseについての超初心者向け徹底解説でした!
まだ本当に新しいアプリで、運営のルールが厳格には定められていないため、ユーザー一人ひとりが良心を持って行動することが重要です。
顔が見えなくても他者を思いやる心を忘れず、画面の向こうには人がいることを想像して使用しましょう!
田口塾の西口でした。
コメント
[…] 最近新しく流行り出した音声SNS「Clubhouse」が話題になっていますが、今度は新しい写真SNS「Dispo」の波が来ているようですね! […]