急遽イギリス領ジブラルタルへ!スペイン&モロッコ旅行記(第5話)

日記
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田口塾の西口です!

スペイン&モロッコ旅の続編になります!前話はこちら↓↓

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バルセロナへ戻る、はずだった…

1時間半も遅延したモロッコフェリーのせいで、すっかり夜になってしまったスペインの港町・アルヘシラスに到着。友達2人と分かれ、1人になりました。

翌日は長距離電車でバルセロナに戻り、2泊した後、日本に帰るという予定になっていました。

前回の反省を活かして(笑)丸1日バルセロナにいられる日があるので、サグラダファミリアのチケットもオンラインで買っておきました。また、最後のホテルだからと、良さげなホテルを2泊連続で取っていました。

フェリーを降りたら駅まで長距離電車のチケット買いに行く予定だったのですが、もう暗くなっていたので翌朝買えばいいやと思い、宿に向かうことにしました。

タクシーを捕まえ、モロッコの時の癖で「いくらかかる?」と聞いたら、運転手に「スペインはメーター制だから安心して」と言われました(笑)本当に優しい運転手さんでした。

アルヘシラスのこじんまりとした宿で1泊して、翌朝チケットを買いに行くと、

なんと完売してしまっていたのです!!

なんて準備不足な私!またしても絶望!!

宿のオーナーに相談しに行って、話しながら泣いてしまいました(笑)

その日のうちにバルセロナに行かないと、サグラダファミリアにも行けないし、ホテル1泊分もドブに捨てることになってしまう、、!

オーナーは、長距離バスが出ているはずだとバスターミナルまで一緒に行ってくれましたが、なぜかバスは運営していない様子…(この「なぜかやってない」っていう状況、海外あるあるな気がする)。

結局、その日にバルセロナまで行く手段はないという結果になりました(泣)

見かねたオーナーが、予約していないもう1泊分の部屋も確保してくれて、正規料金ですが泊まらせてくれることになりました。

お金がない

泊めてくれるのは良いんですが、その宿は現金しか使えなかったのがピンチでした。

スペイン序盤でカードを止めたせいで(第1話で出てくるあの男のせい、、!)現金が底をつきそうになっていたのです。

なので、万が一と思ってスーツケースにしのばせておいた米ドルを、謎の両替所でユーロに替えることにしました。アルヘシラスは通りを一つ入ると物騒な空気が漂うようなところもありましたが、構わず侵入した記憶があります(笑)

また、スーパーマーケットもクレカが使えなかったので、薄くて小さいパン切れだけ買って朝昼晩1枚ずつ食べる、みたいなこともしました。

そうしてやっと、現金で宿代を払うことができました。

旅行に来ているのに、なぜか貧乏生活を強いられるという謎な事態でした(笑)

余った時間でイギリスへ!

バルセロナに行けなくなった分、その日は時間を持て余すことになりました。

すると宿のオーナーが、「ジブラルタルは良いよ!機会があれば行くといいわ!」とおすすめしてくれました。

最初、全然行く気はなかったのですが、徐々にオーナーが「今日の午後はジブラルタルに行けば?」「これからあなたはジブラルタルに行くのよね!」と畳みかけてきて、極め付きは他の人にも「彼女、これからジブラルタルに行くの!」なんて言い出したので、話を合わせるようにしてなぜかジブラルタルに向かいました。

ジブラルタルは、スペインの南の端っこにあるイギリス領です!

コリン・ファースの影響でイギリスが大好きになった今振り返ると、この時イギリスの地を踏んでいたことは本当に喜ばしい経験です。

アルヘシラスの港から出ている船でジブラルタルまで渡って(この船の支払いはクレカを使えた)、簡単な出入国の手続きの後、ジブラルタルに降り立ちました。

海に囲まれているので眺めがきれいで、お土産屋さんの通りも素敵で、イギリスらしい赤い電話ボックスもありました。

高台のほうに行くと、野生のサルがたくさんいました。人懐っこいかわりに、人を全く恐れず食べ物をぶんどってくるタイプのサルで(笑)

私も背負っていたリュックに乗っかられて、サルくんは一生懸命開けようとしてました!スリ対策で頑丈に閉めていたので大丈夫でしたけどね!

これがサルに乗られた時の写真。小学生みたいですよね(19歳大学2年生)。その場にいた人がとっさに撮ってくれました。

そんなこんなで、バルセロナに行けず絶望した朝から一変、意外にもジブラルタルで楽しい一日を過ごすことができました。

何か悪いことが起きても、次は何ができるか?と考えて、その時できることをやれば、良い結果に繋がるんだなぁと感じました!

次回は最終話、バルセロナに戻ってから日本に帰国するまでを書きたいと思います。お楽しみに〜!

日記
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