全員にとって生きやすい社会か…
それは無理だ。。
考えて毎回絶望してしまう。
もちろん「生きやすい」の度合いにもよるけど、誰もが生きづらさを抱える場面があるし、誰かが生きやすくなればその分めぐりめぐって誰かが生きづらくなる。
それが人間の世界か。
人間に生まれてしまったのがいけない。
だからそれは諦めて受け入れるしかない。
「成功の大きさは犠牲の大きさと相関する」というのは間違いじゃないと思う。
でも、全員は救えないんだから、救える人を選ばないといけないんだ。
すごく月並みだけど、毎回悩むたびここに行き着く。
救う人を選ばないといけない。
私が救えない人、私が犠牲にしてしまった人は、他の誰かが救ってくれるように頑張るか、お願いするか、祈るか、そうすることしかない。
分担するしかない。
全員を救うことはできないけど、自分が選んだ目の前の人を全力で愛せばそれでいいんだって。
誰かを大切にすることは、他の誰かを大切にできないかもしれないという痛みを引き受ける覚悟も含んでいる。
ただ、時間は流れるということを忘れてはいけない。
その時救えなかった人を、悲しませたり傷つけたりしても、
時が経てばその人も別の方法で救われることがある。
いつか自分が救えるかもしれないし。
時効になるまで待つだけでいい。