田口塾の西口です。
今回は、学生講師(以下、スタッフ)の皆さんに向けたメッセージです!
まず、いつも本当にありがとうございます!!
頼れる強力な皆さんにはさまざまな面で助けられており、感謝と尊敬が尽きません。
最近ありがたいことに新塾生が増えてきているのと、もうすぐ冬期講習も始まるので、皆さんの授業をさらにパワーアップさせるきっかけになればと思い、この記事を書いています。
「守破離」とは?
皆さんは、「守破離」という言葉をご存知ですか?
「守破離」は、技を習得するときの順番と言われています。
- 守:型を守る。基本に忠実に実践する。
- 破:型を破る。自分なりの工夫を少しずつ加える。
- 離:型から離れる。自分なりのやり方を確立させ、柔軟に事をこなす。
まずは「守」からはじめ、できるようになったら徐々に「破」、そして「離」へと移行していきます。
要注意なのは、「守」ができていないのに次のステップに進もうとすると、高品質のパフォーマンスを安定して出すことが難しくなるということです。
田口塾スタッフの守破離
守破離は、どんな仕事や勉強の熟練にも当てはまると思います。
田口塾のスタッフとしてであれば、次のような守破離が例として挙げられますね。
守
- 正しくわかりやすい解説をする
- 生徒をよく観察したり、質問を投げかけたりして、理解度を把握する
- 生徒の味方でいる
破
- 勉強のアドバイスや雑談などにかける時間を増やす
- 生徒に答えてもらう割合を増やす
離
- 小テストや教材を自作する
- 生徒の希望する授業内容が本当に適切か検討する
「破」「離」に関しては何をどちらに区分するか微妙なところもありますが、「守」は確実にコレだなぁと思うものを挙げてみました。
以前の記事でお伝えした内容とも共通するところがありますね。
※まだ読んでいない方はぜひご覧ください!
今後も引き続き、生徒一人ひとりの合格に向けて着実な学科指導をしていきましょう!
受験勉強の守破離
ちなみに生徒目線でも、受験勉強に守破離は適用できます。
守
- 基本的な事項を理解・暗記している
- 一般的な解法で問題を解く
破
- 自分なりの工夫を加えて問題を解く
- 別解まで把握する
離
- 経験に基づくセンスやひらめきも駆使して問題を解く
- 難易度の高い知識まで身につける
多くの大学入試の問題、特に共通テストは、「守」さえできていれば高得点を取れるように作られています。
だからこそ、自分なりの流儀や考え方に固執せず、まずは決まった答えと解法を覚えることが重要なのです。
このことは、生徒にもしっかり伝えていきながら、我々教える側も理解しておかないといけないなと思います。
最高を目指すには最低限を知ること
以上、田口塾のスタッフと生徒における「守破離」についてご紹介しました!
これを書いていて感じたのは、「最高を目指すには、最低限を知ることも必要だ」ということです。
ぜひ参考にしていただき、日々の授業を振り返ってもらえると嬉しいです。
田口塾の西口でした!