田口塾の西口です。
大学入試で小論文試験を受ける方向けに、小論文の問題を作成しました。特定の大学や学部に合わせた内容ではありませんが、今回は政治系学部、および海外留学を促進している大学・学部を受ける方には特に参考になるかと思います。
小論文は対策材料を集めるのが大変だと思いますので、ぜひご活用下さい。
解説が必要な方、添削をご希望の方はぜひ田口塾へお問い合わせください。
問題
日本人学生の海外留学を促進するために、日本政府はどのような取り組みをすべきか。
(400字以内、40分間)
模範解答例
日本人学生の海外留学を促進するために、日本政府が取り組むべきことは大きく2つあると私は考える。
第一に、金銭的理由で留学が難しい学生への資金提供である。例えば、留学のための奨学金制度を増やし、より多くの学生が受け取れるようにすることが挙げられる。また、留学する学生に資金提供を行う民間企業に対し、国から補助金を出すという対策も考えられる。いずれにせよ、留学を志す学生に十分な資金が与えられるような仕組みを整えることが重要である。
第二に、海外留学を促進する高校や大学に対する支援を増やすことである。例えば、留学者数や海外協定校の数を基準とし、一定数を超えていれば追加的な援助を行うといった取り組みである。政府が学生だけでなく学校にも働きかけることで、学校側から学生への留学促進も活発になるだろう。
このように、政府は多方面に金銭的援助を行うことで、日本人学生の海外留学の促進ができると私は考える。
(395字)
補足
より詳細な解説や、ご自身の書いた小論文の添削をご要望の方は、ぜひお気軽に田口塾へお問い合わせください。
以上、田口塾の西口でした！
