田口塾の西口です。
海外旅行、今は行けないけど行きたい、、!
海外欲が高まってきたので、私のこれまでの海外旅の思い出を綴っていこうかなと思います!
第一弾は、中学を卒業した直後に母と2人で行ったニュージーランド!
それ以降の私の海外旅行のスタイルに最も大きな影響を与えた旅でした。
最初と最後の宿しか予約しなかった
10日間ほどの旅行でしたが、予約してあったのは
- 往復の飛行機
- 最初に2泊する宿
- 最後に1泊する宿
だけ(笑)
その他は交通手段も宿もツアーも予約せず、「なんとなくこの辺を回れたらいいね」という考えだけ持って、現地に行きました。
※大学生になってからスペイン旅行で似たようなことをしたらえらく大変だったので、その時初めて、普通は日本でいろいろと予約してから行くものらしいということに気付きました(笑)
途中、到着した先で、その晩に泊まるホステルを探して予約したのですが、「全部埋まってて泊まるところがなかったらどうしようかと思った」と母に言われた気がします。本当にどうするつもりだったのか疑問でなりませんww
観光するところも、事前には決めず、ほとんど現地の宿の方から聞いたオススメのスポットやツアーに行きました。
それにしては上手いこと観光できたなぁと思っています。
初対面のカップルと突然レンタカー相乗り
クイーンズタウンの宿での最終日、マウントクックに向けて出発しようという日の朝のことでした。
宿の美味しい朝食をいただいていると、宿のオーナーさんが青ざめた顔で入ってきました。
「バスでテカポに行く日本人カップルのお客さんを、車でバス停に送っていったんだけど…私がバス停を間違えて、バスに乗り損ねちゃったんです」
テカポは宿から車で3時間くらいのところにあります。次のバスも無くて、でもさすがにオーナーさんが自分で送っていくことはできず。
ただテカポは、私たちがこれから行こうとしていたマウントクックと方面が同じ!
かつ、私たちはマウントクックの後にテカポに行こうとしていたのですが、まだ宿も何も予約していないので、その順番が入れ替わったところで何の支障もなかったのです。
しかもさらにナイスなのが、母が国際運転免許を持っていたこと(笑)
というわけで、
「レンタカーで一緒に行きましょうか?」
と、母の運転による約3時間の相乗り旅が決定したのでした。
宿のオーナーさんもこの日のことをブログに書いてくれていますので、ぜひこちらも見てみてください。
お泊りいただいてありがとうございました。今回、一生忘れられないメンバーとなります。
道中では何を話したかあまり覚えていませんが、お二人が新婚だったこと、景色が爽快で羊がたくさんいたことと、2回くらい途中で車を停めてお昼を食べたりバンジージャンプを見たりしたことは記憶にあります。
ハプニングによって、たまたま出くわした人たちと一緒に旅ができたことは、すごく面白い経験になりました!
ちなみに、このブログのトップの写真は左から新婚さん(夫)、オーナーさん、新婚さん(妻)、私、母です。
最後まで食べて偉いね
最後に泊まった宿は、今風に言うと「クセがすごい」宿でした。コントかと思いました(笑)
確実ではありませんが、おそらく”Braemar On Parliament St“というB&Bだったと思います(オークランドのB&Bを調べたところ、一番記憶に近いので)。
歴史ある古い建物とアンティーク家具が特徴的で、博物館に泊まったような気分でした。
室内にお風呂とトイレが付いていたのですが、「浴槽とシャワーと便座が部屋の隅に置いてある」って感じで、壁や扉もなく衝立で仕切られているだけだったのは驚きました。
また、到着したのが夜22時半くらいだったと思うのですが、部屋に案内してもらって30分くらい経った23時頃、ウェルカムサービスとして温かいコーヒーとすんごい重いケーキをくださいましたwww
たしかに「今からケーキ食べられる?」って確認はしてくれたので、遅い時間だから半分でいいよと言ったのですが、半分にしたとは到底思えないほどの量でした(笑)
元の量だったらお腹が空いていても食べきれなかったと思います(笑)
そこでさらに追い討ちをかけてきたのは、翌朝の朝食でした。
オーナーさんが朝食を作ってくれている間、キッチンのすぐ隣のダイニングで待っていたのですが、オーナーさんの”Oh no!!” “Ouch!!”という声が何度も聞こえてきて…すごく不安…(笑)
で、出てきた朝食とともに「かなり作り過ぎちゃった」の一言(笑)
夜もケーキとカフェインでお腹いっぱいにして寝たのに、出てきたスクランブルエッグとベーコンの量が半端じゃなくて、ただでさえ食べるのが遅い私は1時間近く食べていたんじゃないかと思います。
そして、「食べ切れなかったら残してもいいからね」と言ってくれていたので、最後少しだけ残そうかなと思ったその瞬間…!
「最後まで全部食べて偉いね!」
オーナーのこの一言により、私はとうとう残せなくなりましたwww
今ギブアップしようと思ってたのにwww
結局、本当に全部食べ切りましたが、あれを超えるフードファイトは未だ経験していない気がします。
The best plan is no plan
壮大な自然に身を委ねたり、レストランでよくわからないメニューを頼んでよくわからないものを食べたり、タクシーにぼったくられたり、世界遺産レベルの星空を最高の天気で見られたりと、本当に楽しい旅でした。
それもこれも、行き当たりばったりが功を奏した結果だと感じます。
きっちり計画を立ててから行くのもいいけど、ノープランでその日の風に任せながら旅をするのも最高ですね!
ニュージーランド、また行きたいです!!
以上、田口塾の西口でした。