映画『1917 命をかけた伝令』コリンファースファンによる感想と考察

Colin Firth
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田口塾の西口です。

映画『1917 命をかけた伝令』を観たので、感想を書いていきたいと思います!

大好きなコリン・ファースが出演しているという理由で観てみたのですが、他のキャストも含め皆素晴らしいと思いました。

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カットが明確に切れるのが1回だけ

この映画は、全編がワンカットに見えるように作られていることで有名だと思います。

映像を見ていると、一台のカメラが止まることなく撮影し続けて、キャストや出来事がタイミングを完璧に合わせて動き続けているようにしか見えません。

実際には何回かのカットをきれいに繋ぎ合わせてあるみたいです。

たしかに一度だけ、昼と夜の切り替わりだけはカットが明確に切れていますが、それも物語の流れとしてすごく自然なものでした。

そのシーン以外は、本当にどこがカットの切れ目なのかわかりませんでした。

あとは、こういうワンカット系の映像って酔いやすいのが難点かなと思うのですが、カメラが安定していたり、遠くを写すシーンが多かったりしたので、全然酔いませんでした。

「本番」の特別さ

シーンを細切れにしての撮影ではなく、長いこと同じカメラで撮り続けるので、「本番」の緊張感がすごいだろうなと思いました。

エキストラの人数もとても多いので、各自がちょっとでもヘマしたらみんなでやり直しになるわけですよね。

特に戦闘機が突っ込んでくるシーンは驚きました。タイミングや突っ込む場所を全部ちゃんと合わせないといけないものだと思うので、すごいなと思いました。

そういえばコリンの出ていた別の映画『裏切りのサーカス』でも、飛行機が降りてくるシーンがあって、タイミングを合わせて撮影するのにすごく苦労して何度も撮ったとインタビューで語られていたのを思い出しました。

また、クライマックスでは主役のスコフィールドが、兵士が次々と走り出て行くところを横切って駆け抜けています。

兵士が横から飛び出てくるので、走っている横から二回くらいぶつかられて転んで、立ち上がって、また走っています。

このシーンについて、スコフィールドを演じたジョージ・マッケイはインタビューの中で、「ぶつかられる予定ではなかったし、リハーサルでもぶつかったことはなかった。本番になって急にぶつかったんだ」と語っていました。

結果として感動的なシーンになっているのですが、長回し撮影だからこその裏話ですよね。

豪華なキャスト陣の贅沢な「使い」方

主演のジョージ(1992年生まれ)と、ブレイクを演じたディーン=チャールズ・チャップマン(1997年生まれ)はともに若手ですが、各ポイントで出てくる俳優陣がとても豪華ですよね。

まずはコリン・ファース!

今回登場する軍人の中で最もお偉い方と思われる、将軍役を演じていました。

暗い中で顔ははっきりと出てないけど、威厳がすごく伝わってきました。

また、淡々としていてポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも表さなかったからこそ、逆に戦争への疲れや「仕方なさ」が感じられた気がします。

実はブレイク役のディーンとコリンは、『リピーテッド』でちょこっと共演していたんですよね!

お次は、コリンと共演歴の多いマーク・ストロング!

共演歴についてはこちらの記事の後半をご覧ください。

マークも短いシーン2回だけでしたが、マークっぽい優しくて良い役だったなぁと思います。

そして、ベネディクト・カンバーバッチ!

コリンとは『裏切りのサーカス』で共演している彼ですが、今回も物語の結果を告げるという意味で重要な役目です。

他にも、ちょっとしか出演していない役者陣が数多くいますので、目を向けてみてくださいね。

以上、田口塾の西口でした!

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