田口塾の西口です。
前回に引き続き、海外旅行記!
今回は、大学1年生の時に行ったメキシコについて、前編と後編に分けて書こうと思います。
語学留学として5週間、メキシコの中央あたりにあるグアナファトという街に滞在しました。
私は高校生の時から「海外に住んで、現地で日本語教師をしたい」と思っていて、外大に進学したのもほとんどそのためでした。しかし、その将来ビジョンはメキシコ留学によって完全に覆りました。
その意味では、確実に人生のターニングポイントになったと思います。
1年生でメキシコ留学は早すぎた!?
留学は、大学1年生が終わった後の春休み(2〜3月)でした。
スペイン語専攻だったのでメキシコを選んだのですが、スペインを選ばなかったのは、3年生の後半から1年間スペインに留学しようと思っていたからです。
ただ、留学直前に初めて知ったのですが、1年生でスペイン語圏に留学に行くのは、どうやら早すぎたようです(笑)
1年生でメキシコに行く人は誰もいなかったのです。一緒に行ったのは2年生が5人と4年生が1人(全員スペイン語専攻)でした。
外大入学前には全く知らなかった言語なのでさすがに不安でした。でも、語学学校での授業はレベル別に分けられると聞いていたし、幸いスペイン語の会話は得意なほうだったので、チャレンジングな環境を楽しみにさえ思っていました。
揉まれまくった語学学校での授業
いざ行ってみると、なんと授業はレベル別ではありませんでした。外大メンバー7人での、みんな一緒の授業だったのです(笑)
外大の1,2年生って、専攻語の授業を週5コマもやるんです。1学年違うだけでも、言語能力にはすごく差がつきますよね。。。
先輩方との授業はとんでもなく刺激的でした。
未知の単語や表現のオンパレードで、宿題にもすごく時間がかかりました。でもその分、他の先輩と同じくらい答えられたり、自分だけ答えがわかったりした時の喜びは大きかったです。
当時はそれもかなり楽しんで受けてはいたのですが、当然ストレスはかなりかかっていたと思います。
帰国した時にはスペイン語力はすごく上がっていたので、今思えば良い経験でしたけどね。
「人に甘えるのが苦手」という致命傷
留学中に一番苦労したのは、むしろスペイン語ではなくて、「人に甘えたり頼ったりするのが苦手」という自分の弱さに直面したことでした。
滞在中はずっとホームステイをしていたのですが、ホストマザー(以下、ママ)にもどう接していいかわからなかったです。迷惑をかけないようにと、常に変な気を遣ってしまいました。
加えて、同じ家にもう1人外大の先輩がステイしていたのですが、ママと先輩と私の3人で食事をしていると先輩のほうがママと喋れていて、私だけ置いていかれてしまうこともよくありました。
また、外に遊びに行く時もだいたい外大の先輩達と一緒だったので、現地のメキシコ人の学生とも先輩達に混ざって交流していました。そうすると、先輩達のほうがメキシコ人とよく話せている気がしてしまいました。
状況が悪くなると、メンタル面の悪い傾向ってどんどん強くなるもので、いつの間に自分の殻に閉じこもるようになってしまいました。ママにも先輩達にも、相談したり愚痴ったりしなかったと思います。
病院送りの末、お尻に解熱注射を…
そんな状態で心は完全にホームシックになり、3週間ほど経過すると身体にも異変が出てきました。
ここからどんな悲劇があって、どうやって回復したのか、続きは後編で!!↓↓
コメント
[…] 【海外旅行記】メキシコ・グアナファトへ1年生で留学しホームシックに(… […]
[…] 余談ですが、タンクの蓋のないトイレはメキシコでも出会ったことがあって、水が流れる仕組みが丸見えなんですよね。これはこれで面白かったものです。 […]
[…] 自分の強みを「チャレンジ精神」、売りにした経験を「1年生で挑んだメキシコ留学」、志望理由を「常に変化を求める理念や文化に惹かれたから」にしていて、 […]