【具体的対策】大学受験生が12月にすべきこと

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田口塾の西口です。

12月に入りましたね!受験本番がそろそろ近づいてきて、残りの貴重な時間をどう使うかが大事になってくる時期かと思います。

そこで、受験生が12月にすべきだと個人的に思うことを書きまとめてみました。

もちろんやるべきことは個々人によりますので、詳しくは状況に合わせて変えたり先生に相談してみたりして、取り組むことを決めていってくださいね。

ただし、時期と試験内容を鑑みたことをまとめているので、何かしら参考にはなるんじゃないかなと思います!

今までより共通テスト対策に注力

※共通テストを受けない人は飛ばしてください

これまでは共通テスト対策と、国立の二次試験や私立の対策と、どちらもバランス良く進めてきたかと思います。ただ12月に入ったら、今までよりも共通テストの対策に重きを置いて勉強することをおすすめします。

それは、共通テストは共通テストなりの解き方があったりするので、回数をこなして慣れとコツを得ることが重要だからです。

また、今年はこのコロナの状況なので、もしかすると予定していた個別試験を中止にして「共通テストの点数だけで合否を決めます」なんていう大学も出てくるかもしれません。

よって、共通テストの対策に当てる時間を増やして、演習をたくさんやっていきましょう。

共通テストは今年初めてのものなので公式の過去問がないのが難しいところですが、試行問題やいろんな参考書の予想問題・創作問題を集めてやっていくと良いと思います。

重要な試験のリハーサル

優先度の高い試験を1,2つくらい選んで、リハーサルをすると良いです。

国立志望なら共通テストと二次試験(配点の高い方だけでもOK)、私立志望なら第一志望と第二志望という風に、優先度の高い試験の過去問でリハーサルを行います。

リハーサルなので、理想は試験当日の実際の開始時刻・終了時刻で全科目解くことです。ただし時間帯が違っても、できるだけ条件を揃えて解くだけでも効果はあると思います。

マークシートなどの解答用紙があればそれを使う方がいいですし、リスニングも当日イヤホンなのかスピーカーなのかに合わせて用意した方がいいです。

できるだけ当日と同じように過ごしてみましょう。

なぜこの時期にやるかというと、これまでは「目標に少しでも近づく」ための勉強をしてきましたが、これからは「目標達成に足りないものを見つけて補う」ような勉強になっていくからです。

今まではそもそも勉強し終わっていない範囲があるとか、知識が足りなさすぎるとかで、過去問には太刀打ちできなかったかもしれませんが、この時期になったらさすがに向き合い始めないといけません。
合格するためには現実的にあとどのくらい、何の勉強が必要なのか、逆算してみる機会を作りましょう。

また、自分の出来なさを痛感したり、当日に似た緊張感を味わったりすることもできます。

これは私の体験談ですが、最後のラストスパートでうまく成績を伸ばして逆転合格を決めているような人の多くは、12月に「ヤバい」と本気で危機感を持ち、人が変わったようにエンジンに火が付いて勉強にがっつき始めた人でした。
もちろんそれまでも頑張っていたのですが、眼の色を変えて取り組みだすので、本当に覚悟と危機感が伝わってきます。

そういう「ヤバい」のきっかけを作ってくれるのがリハーサルでもあるのです。

演習の出来を人に報告

過去問演習をしたり、問題を解いて点数を出したりしたら、自分が教わっている先生にとにかく報告しましょう。

「で?」とは絶対言われません。何かしらコメントしてくれるはずです。特に相談や質問がなくても、とにかく報告しておきましょう。「ひとまず報告でした」と言っておけばいいのです。

報告が重要なのは、先生が自分の状況を把握してくれて、助けてもらいやすくなるからという理由と、思ってもみなかったアドバイスをもらえることもあるからという理由があります。逆に、何かアドバイスされた時に自分が考えていることと同じことを言われたら、自分は正しかったんだと確認できます。

受験というのは、自分にとっては初めてだったり二回目だったりと慣れないものかもしれませんが、先生たちからしてみると毎年のことなのである程度慣れていて、どうしたら点数が伸びるのかわかるケースが多いです。

先生に聞かれなくても毎回勝手に報告して、先生の力を借りていきましょう。先生たちも頼られ報告されるためにやっているので、大歓迎です。

冬に向けた体調管理

共通テストから本番が始まる方が多いと思いますが、そうなると12月は体調を整え始める一番いい時期です(逆に1月からでは遅いかもしれません)。

学校を休んで受験勉強する人も増えますが、早寝早起きの習慣だけは死守しましょう!受験当日は朝早いので、朝早く起きてパフォーマンスを発揮できる身体を作りましょう。

また、「寒くなると出る」「冬になると悪くなる」ような症状をお持ちの方は、薬をもらってくるなど対策を講じておくことをおすすめします。毎年のことでも、今まで暖かかったから忘れている症状があるかもしれません。

私の場合は、第二志望だった早稲田の入試当日、足のしもやけが酷すぎてかゆくて痛くて、集中できなくて大変でした。原因はそれだけではないかもしれませんが、結果は不合格でした。悔しすぎる。
翌日すぐに西千葉皮膚科に行って、しもやけのお薬をいただいてきました。とても良く効いたので、第一志望の試験には間に合いました。
毎年冬にはしもやけになっていたのに、受験の時に何も対策しておかなかったのは大きな後悔でした(早稲田に落ちたおかげで第一志望の外大の後期にチャレンジできて、合格できたので、今となっては良かったのですが)。

また、”A sound mind dwells in a sound body” というように、メンタルを安定させるためにも体調管理は重要です。

体調を整えることも試験の対策の一つですので、合格のためには怠らず行っていきましょう。

以上、大学受験生が12月にすべきこと4選でした。

おまけですが、本番まであと◯ヶ月、あと◯日間と数えると、短くてヒヤッとすると思いますが、共通テストまでの「日曜日の回数」を数えてみてください。もっとヒヤッとしますよ。

あと少し、引き続き一緒に頑張りましょう!!

田口塾の西口でした。

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